kigyostartupのブログ

読んだことを片っ端から忘れてしまうので、忘れないように、要約を記録することにしました。

保守とは何だろうか

保守とは何だろうか【電子書籍】[ 中野剛志 ]楽天で購入

不勉強なので、いちいち、へえーって思いながら読み進めました。

現代の保守が、改革路線であるはずの新自由主義グローバリズムを標榜していいると指摘しています。

主に、19世初頭、ナポレオン戦争後にイギリスを襲ったデフレのメカニズと、そのときに用いられた政治経済思想について、当時活躍していたらしい、詩人、批評家のコールリッジの論説を軸に解説し、自由主義新自由主義の欠点を描写しています。

当時のイギリスの状況とよく似た現在の日本にあって、これまでの路線の経済政策を続けていていいの?、と問題提起しております。